納骨堂のおはる

私は愛知県知多半島にある寺院で生まれ育ちました。 現在は名古屋で会社経営をしながら、家族で実家の寺院を運営しています。その中で、皆様の檀家についてのとらえ方、葬儀に対しての考え方、価値観、ライフスタイルなど、様々なことが多様化している時代だと感じています。

一昔前は「お墓を建てる」ということが当たり前の考え、常識でした。

しかし、昨今の先行きが不安な時代に、高価なお墓を新たに購入される人は減少し、一方で「地方にある先祖代々のお墓を、誰がどのように管理していくんだろう。自分に出来るのだろうか。」と不安に思われる人が多くなっています。

そしてこのようなニーズから、一般的なお墓に加え、「納骨堂」という選択肢が、より一般的になりつつあります。 このように変化が激しく、何でも便利な時代だからこそ、手軽さだけでなく、ご遺族のライフスタイルの変化に対応できる先祖供養の方法をご提供することが大切だと考えました。

例えば、将来的に別のご寺院様に納骨場所を移す可能性がある、というご相談も私たちお任せください。 高額な改葬費用は必要ありません。 仏具に関しましても、お金をかけた豪華で美麗なものでなくても大丈夫です。 大切にしたいのは、亡くなられた後も想いで時間を共有することだと考えています。

ご先祖様の前で手を合わせる。 これだけで心が整い、晴れ晴れとした気持ちになるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 皆様が少しでも気軽に参拝されやすいよう、寺院の境内に屋内の鍵付き個別の納骨スペースを設置しております。

亡くなられた方と故人に思いを馳せる方がずっと寄り添っていける。 そんな未来を叶えたいという思いから生まれたのが、納骨堂のおはるです。